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塩ビ-酢ビ系ポリマー

特長

塩ビ−酢ビ共重合体であるカネビニールMシリーズは溶融流動性に優れ、低温での加工に適しています。また高温での伸び特性にも優れており、真空成形など二次加工用としても最適です。二次加工用シートの他に床材、接着剤、インク、塗料などのベースレジンまたはストレートPVCへの添加剤としても使用できます。
従来のMシリーズに加え、高酢ビコポリマー(HMシリーズ)、インキ・塗料用ターポリマー(T555シリーズ)もラインナップしました。

 

詳細データ

用途

二次成型用シート(クレジットカード)
床材
接着剤、インク、塗料
アルミフィルムのヒートシール剤、メタルコーティング剤

塩ビ-酢ビ系ポリマーの優位性

当社のコポリマーは、高透明、低フィッシュアイが特徴となっており、PVCより溶融温度が低いため、成形加工性が向上します。
また、溶融時の伸びが向上する為、真空成形加工には最適です。
ターポリマーは、各種溶剤への溶解性に優れており、顧客毎のインク・塗料分野に適用可能です。

ラインアップ

■塩ビ-酢ビコポリマー

■塩ビ-酢ビ系ターポリマー

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グレード別特性一覧

塩ビ-酢ビコポリマーグレード

カネビニール® Mシリーズ
グレード名 K値 (平均重合度) 酢ビ含有量(%) 見掛け密度(g/ml) 特徴・主用途
M1008 60 (780) 5 0.56 2次加工用
MA1008 59 (720) 7 0.54 シート
MB1008 58 (680) 10 0.53 カード・接着剤・床材
カネビニール® HM(高酢ビ)シリーズ
グレード名 K値 (平均重合度) 酢ビ含有量(%) 見掛け密度(g/ml) 特徴・主用途
HM515 50 (450) 17 0.73 インキ・塗料
HM317 46 (370) 20 0.60 インクジェット用インキ

塩ビ-酢ビ系ターポリマー

カネビニール® T5シリーズ
グレード名 組成 K値 (平均重合度) 酢ビ含有量(%) 特徴・主用途
T555 塩ビ・酢ビ・その他a) 46 (370) 15 グラビアインキ・木工塗料・加工インキ
T5HX 塩ビ・酢ビ・その他a) 51 (480) 10 グラビアインキ・木工塗料・加工インキ
T518A 塩ビ・酢ビ・その他b) 51 (480) 18 アルミフィルムのヒートシール・メタルコーティング
T428A 塩ビ・酢ビ・その他b) 46 (370) 26 アルミフィルムのヒートシール・メタルコーティング

a) ヒドロキシアルキルアクリレート  b) カルボン酸

測定条件
  測定方法規定
K値 JIS K7367-2 ISO 1628-2
平均重合度 旧JIS K6721
見掛け密度(g/ml) JIS K7365 ISO 60

酢ビ含有量(%) 酢酸ビニルモノマーの共重合比率 FT-IR測定による

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