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架橋PVC

特長

カネカの架橋PVCは、フィルム、電線、自動車内装部品などの艶消し、シートのブロッキング防止用に開発された特殊PVCです。
カレンダー、射出、押出などのさまざまな加工法で成形が出来、広い加工条件で表面特性のコントロールが可能です。
ベースレジンまたは添加剤として使用できます。

用途

艶の消えた高級な風合いを出すことが可能です。また、表面のザラツキ性を出すことも可能です。
艶消し電線、ケーブル
艶消し自動車内装部品、シート、フィルム
フィルム、シートのブロッキング防止にも使用可能です。

架橋PVCの優位性

  1. 他の艶消し方法に比べ、二次成形時の艶戻りが起こり難い特長を有しています。
  2. 他の艶消し方法に比べ、スクラッチによる白化が起こり難い特長を有しています。

ラインアップ

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詳細データ

光の乱反射による表面光沢減少のメカニズム/フィルム、シートの表面に変化を与えることで光の乱反射を起こし、高級感のある艶消し処理など自由度の高い表面処理ができます。

二次成形時の艶減少メカニズム

グレード別特性一覧

カネカXEL® シリーズ

グレード名 K値
(可溶分)
(平均重合度:
可溶分)
ゲル分(%) 見掛け密度(g/ml)
XEL-C 60 (740) 29 0.49
XEL-D 60 (750) 18 0.51
XEL-E 59 (720) 33 0.47

カネビニール® Kシリーズ

グレード名 K値
(可溶分)
(平均重合度:
可溶分)
ゲル分(%) 見掛け密度(g/ml)
K07S 59 (720) 21 0.55
K10S 67 (1030) 23 0.43
K10M 68 (1080) 43 0.43
K10L 72 (1350) 49 0.43
K13S 71 (1290) 27 0.41
K13M 68 (1100) 57 0.40
K18S 78 (1750) 20 0.39
K25S 83 (2280) 23 0.39

カネビニールペースト® Xシリーズ

グレード名 ゲル分(%) 見掛け密度(g/ml)
XPS300L 30 0.36
PSH-943 48 0.53

測定条件

  測定方法規定
K値(可溶分) JIS K7367-2 ISO 1628-2
平均重合度(可溶分) 旧JIS K6721
見掛け密度(g/ml) JIS K7365 ISO 60

ゲル分(%) THF未溶解分

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